TWBイノベーション
Satellite Office + Collaborative Apps + Open Innovation = Regional Problem Solving
○本事業は、事業者の皆さまへの「仕事の場・拠点」のみを整備するだけでなく、「積極的に富岡町や双葉郡が抱える様々な地域課題の解決に向けた事業展開をしていただける環境づくり」をテーマにしております。
○サテライトオフィスを中心に地域課題の解決に向けた事業を促進していくために国内外の大企業や中小企業、ベンチャー企業、個人事業主が登録するアプリを整備しました。
〇また町が抱える地域課題をテーマとして掲げ、アプリを介したオープンイノベーション(アクセラレータプログラム)の開催及びセミナー等の実施を経て、企業同士が協力して事業を進めることを促進するものとなっております。
〇「費用の面で不安がある」「やりたいという想いはあるけれど、ノウハウがない」「他事業者と連携することでより良いものとしたい」等のそれぞれの企業の想いや課題を企業同士が協力することで解決し、事業への「チャレンジ」を後押しする環境を整備したものとなります。
Satellite Office
東日本大震災・原子力災害で町全域において甚大な被害を受けた富岡町も、JR常磐線の再開をはじめとしてインフラや産業拠点の整備、再開が進んでおり地域経済の拠点の回復も進んでいます。
富岡町がある双葉地方では、「福島イノベーション・コースト構想」の復興推進事業や、「福島国際研究教育機構(F-REI)」の整備が進められており、これに関わる大企業、スタートアップ、大学等が今後増加すると考えられ、地理的にも双葉地方の中心である当町において復興に関心・価値を持たれている企業やスタートアップ、大学等が連携して新しい産業を創出する「場」としてTWBを開設しました。
Collaborative Apps
「とみおかワーキングアプリ」は、「アクセス支援」機能として、サテライトオフィスの予約、宿泊施設等の紹介、暮らしや環境、災害時の情報を提供します。また、「知見共有」機能として、双葉郡の地域課題と産業振興情報の共有としてオープンイノベーションや地域振興に関するセミナー等の情報発信や、協業事業のアイデアに関する情報の共有・発信を行います。
今後、「協業支援」機能として、この地域を支援する企業・大学・官庁が協創を行えるオープンイノベーションプラットフォームのポータルとして、アクセラレータープログラムやスタートアップ支援施策等の情報について発信していく予定です。
Open Innovation
オープンイノベーションとして実施するアクセラレータープログラムとは、事業会社や自治体が主催者となりスタートアップ企業との協業や出資を目的として開催するプログラムです。
事業会社はスピーディーな新規事業の立ち上げ、スタートアップ企業は早期の成長機会となり、双方のビジネスの成長速度を加速すること(Accelerate)が可能となります。
事業会社とスタートアップ企業の協業により、新規事業を創出するオープンイノベーションの手段の1つとして用いられています。